ココスコラボに行ったら泣きそうになった話
小学生の頃、誕生日と言えばココスに行っていた。
母が働いていた近所にあるココス。包み焼きハンバーグを食べて誕生日だからってバニラアイスを貰ってチェキを撮ってもらう。
それが小学生の僕の誕生日だった。
小学生高学年になる頃に母は再婚し、父親が出来た
とてもいい人で誕生日はとても奮発していいお店に連れて行ってくれた
時が流れ、僕は大人になり、近所にあったココスは違う店になった。
そんな時ミリオンライブとココスのコラボが決まった。
近所にココスは無かったが帰宅途中の駅から徒歩20分の場所にココスがあったのでなんか勢いで行くことにした。
久しぶりに包み焼きハンバーグを食べたいな、そう思い注文した包み焼きハンバーグは10年以上前と変わらず包まれていて、ハンバーグの隣にあるよく分からない肉の塊とでかいじゃがバターも変わらずにそこにいた。
小学生の僕には固すぎた肉の塊と大きすぎたじゃがバター。
噛み切るのに必死だった肉の塊は簡単に食べれたし、毎回味に飽きて母に食べてもらったじゃがバターは簡単に食べきってしまった。
あの頃より随分大人になったな。と思い少し笑ってから。
当時3人の子供を育てながら僕に包み焼きハンバーグを食べさせていた母親を思いながらなんだか泣きそうになった。
きっと僕はミリオンライブとのコラボが無ければココスに行くことはもう無かった。
母の優しさを改めて感じることはきっと無かった。
ありがとうココス
ありがとうミリオンライブ
ありがとうお母さん
みんなも親は大事にしようね
帰りになんかお菓子でも買って帰ります
謎の文を読んで頂きありがとうございました!